空の巣をまもっています

帰ってきたときに、いつでも、いつもの”おかえり”を言いたくて

”マミィ”から”わたし”へ(一人称)

子どもたちがほぼ赤ちゃんの頃から、今もずっと
私は”マミィ”と呼ばれています。


私も、自分のことを”マミィ”と名乗って(?)いました。
それが、ごくごく当たり前だったのです。
名前ではありません。
”お母さん”という意味です。


たいていの子どもは、自分のことを名前で呼びます。
なんなら自分の名前に”ちゃん”づけして呼びます。
でも、成長すると自分のことを
”あたし”とか”オレ”と言うようになります。
そうやって、少しずつ子どもの時期を卒業します。
一人称を自分の名前+ちゃんづけするのは
「それはおかしい」と気づく、
あるいは大人に指摘されるからです。


私はどこでその時期を逃したのだろう?


子どもたちが自分のことを”わたし”とか”オレ”と言えるようになっても
自分のことを「マミィはね...。」と話していました。


なぜ、私は子どもたちが成長してもなお”マミィ”だったのだろう?
ずっと”マミィ(お母さん)”と言う名前の幼児だったのかな?
きっと、そうだったのかもしれません。


最近、子どもたちと話していて
はっと気づきました。
「あ、私ったら、自分のことを”わたし”って呼んでる。」って


子どもたちが巣立っていき、
私自身が、やっと”マミィ(お母さん)”を卒業できたのかな?


これからは子ども扱いしないで、大人同士として
彼らと接していかないといけないな、と感じました。

二人暮らしのほころび

夫が単身赴任から帰宅して1週間。
彼は陽気な性格で、能天気なところもあります。
ちょっと緊張が解けたのでしょうか。
1時間かけて作った私の餃子を
あっという間に食べ終わった後


「お寿司が食べたいなぁ」


はあ?


出たよ〜、いつか来ると思っていたよ。
テレビを見ればグルメ三昧だもんね。
悪気がないのはわかってますよ。
食べたいよね。
私もお寿司食べたいんよ。
しかしタイミング最悪です。


あのさ生活費入れてくれてないよね?
余裕ないのよ。わかってるよね?
節約しないと生きていけないんだってば。
てか、ヒモですか?
おねだりできるほどイケメンでもない可愛げもない
ただのオッサンですよね。


急な発言だったので、
気の利いた返事ができなくて
「うん、わかるけど。節約してるんだよ。」
としか言えなかったです。


この会話はこれで終わったのですが、
気分が晴れません。
なんか私がイジワルな人みたいな感じ。
彼のためになんとしてでも...という愛情はもうありません笑。


「だよねー、今度あなたが買ってきてね。」
と、笑顔でさっぱりと答えたかった。
(かなり皮肉かな)


こんな時、どうしたらいいんでしょうね。
ずっとモヤモヤしたくないので、
もう、お寿司を買ってあげたらいいのかな?
でもそうしたら、おねだりがエスカレートしそうだし(夫の性格上)
人生後半戦なのに、
お金で喧嘩したくないですよね。
そんなこんなはコロナのせい。
早く元の生活に戻りたい...。
けどコロナ収束したら戻れるのかな?


ドラマ”オリバー...”が終わって寂しい

NHKのテレビドラマ”オリバー(Gosh!)このヤロウ”を観ていました。
ゲラゲラ笑いながら、楽しかったのに終わってしまった〜。
でも解決してないよー、余韻ありすぎ。
早く続編を作ってほしいです。


オダギリジョーさん、大好きなんです。
仮面ライダークウガの頃からファンでした。
当時は、キラキラしたオーラ抜群の青年でした。
もちろん時効警察も、深夜食堂も...


今回のドラマでは
なんと着ぐるみの犬になってしまうとは
しかもご本人の企画という。
しかも大物俳優やら、新進気鋭の若手やら、奥様やら
すごいキャスティングでした。


大物になったなぁ。


ドラマは、昭和的なサスペンスコメディで、懐かしさ満載。
名画や他番組のオマージュをちりばめて
軽妙でおもしろおかしく進んでいきました。


映像は、とても斬新で美しくスタイリッシュ。
ここは日本ですか?と思うほどの異国情緒。
さすがオダギリさん。


こんなお下品で上質な、
カオスでおしゃれなドラマをもっと観たいな。


台風一過のどこまでも青い空