空の巣をまもっています

帰ってきたときに、いつでも、いつもの”おかえり”を言いたくて

減塩食は難しい2

食事療法の子どもが時々帰ってきます。
そうすると、いそいそと食事の用意をしてしまう習性。
それが母親のサガってことでしょうか。
で、
減塩食を提供するために頭をひねります。
目標は、料理自体の塩分をできるだけ抑えて
食べる人によって(減塩派も、しょっぱいもの好きも)
それぞれで味を調整できることで
同じ料理を一緒に楽しめること


今回はブリのホイル焼き(鮭や白身魚ならなお良いかも)
おいしかったです。


ブリは臭みを取るために熱湯にくぐらせて、軽く油を取ります。
冷蔵庫の中の野菜で、ホイル焼きに合いそうなものを取り出します。
ジャガイモは一口大に切ってレンチンしておきます。
キャベツはざく切り、舞茸とえのきは割いておきます。
玉ねぎは薄切りにし、ネギは小口切りに。


アルミホイルを二重にして器を作ります。
底の部分にオリーブオイルを塗ります。
キャベツを敷き、
ブリを並べ、
玉ねぎをブリに乗せて、
ジャガイモと舞茸とえのきは
合いているところやブリの上に適当に置きます。
生姜とニンニクのみじん切りを全体に散らします。
一番上に無塩バターを散らします。
ここまで、調味料ナシです(塩分ゼロ)。


以前は酒とか、ワインとか、岩塩やスパイス、白だしとか色々振りかけていました。
その方が味が引き立つと思っていました。
今は、心を鬼にしてそれをぐっと我慢。


アルミホイルで蓋をして、きっちり包み込みます。
ガスレンジの魚焼きロースターまたはオーブンやオーブントースターで
バターの良い匂いがするまで焼きます。(うちは約15分)
蓋を取って、魚と野菜に火が通っていたらできあがり。


お皿に移して、ネギを散らします。
お好みで味付けします。今回は、
レモン、胡椒、減塩醤油、ポン酢、です。
素材の旨味で下味なしでも充分でした。
結構ボリューミィで食べ応えがありました。
キャベツにブリの旨味と脂がしみて、
もっとたくさん入れれば良かったと思いました。